“隠さない”海外ファッションから学ぶ、これからのスタイル
1. 海外では“ボディラインを楽しむ”のが普通
海外に行くと、街を歩く人々のファッションがとても自由でかっこいいなぁと思います。多くの人が自分の体型を隠そうとせず、むしろボディラインが出るレギンスやクロップドトップ、タイトなアクティブウェアを自然体で着こなしています。
体型がどうであっても「好きな服を着る」「自分の身体をポジティブに捉える」という価値観が根付いていて、アクティブウェア(スポーツフィットネス等、身体を動かす際に適した機能性と快適性を備えた服)を日常に取り入れた“アスレジャー”スタイルが当たり前の光景となっています。ファッションを楽しむ気持ちに、遠慮も恥じらいもない。その強い自己肯定感が、人々のスタイルにも堂々と表れているように思います。
ランジェリーショップとしても共感したいポイントはここ!!
“自分のボディを否定しない”という価値観は、下着選びにもつながる大切な姿勢だと思っています。
2. セレブたちが見せる“自信のある着こなし”
アスレジャーを語る上で欠かせないのが、海外セレブの存在です。
例えば、ジジ・ハディッドは、ワークアウト帰りのレギンススタイルをそのまま街へ——というラフでヘルシーな装いで注目を集めています。ビヨンセやヘイリー・ビーバーも、タイトなスポーツブラやヨガウェアを普段使いし、洗練されたアスレジャーコーデを世界に発信しています。彼女たちは単に“運動着”としてではなく、アクセサリーやアウターを組み合わせ、ファッションアイテムとしてアップデート。これが世界的トレンドとして広がり、多くの女性が身体を肯定しながらオシャレを楽しむきっかけにもなっています。
ランジェリーも同じで、見えない部分にこだわると気持ちまで変わる。
自信は服の上からでもにじみ出る——そのお手本が彼女たちのスタイルだと感じています。
3. 日本ではなぜ普及しにくい?でもこれから変わります
日本ではアスレジャーがまだまだ定着しているとは言えません。
理由はいくつかありますが、
• ボディラインが目立つ服は恥ずかしい
• 周りの視線が気になる
• そもそも目立ちたくない…
といった価値観が強いのが理由として挙げられるのかなと思います。
生活スタイルも海外とは違い、電車移動が多い日本では、アクティブウェアのまま街に出にくいという意見もよく聞きます。
でも、少しずつ変化も始まっていて、健康志向の高まりや女性の自己肯定感を高める動きとともに、
「自分の身体をもっと好きになりたい」
「自然体のままオシャレを楽しみたい」
という人が増えているのも事実。
アスレジャーはまさにそのきっかけ。
ランジェリーも“隠すため”ではなく、
“自分を好きになるためのアイテム”として広がってほしいなと思います。
